会長挨拶

 薬剤師連盟の長年の夢であった、2名の組織代表を参議院に送るという目標に向けて、組織内統一候補である本田あきこ氏の支援体制を構築し、地域・職域薬剤師連盟のご協力のもと、令和元年7月に我々の夢を現実のものにすることができました。また、令和2年度の調剤報酬改定も外枠なしの引き上げ改定となり、かつ医科:調剤公平な改定を勝ち取ることができました。更に、新たな薬剤師・薬局の役割を明確にした薬機法等も改正されました。
  改正薬機法・薬剤師法は令和2年度から令和4年度にかけ順次施行されますので、その趣旨が十分に政策面にも反映されるよう注視しなくてはなりません。また令和3年4月には薬価基準の中間年改定が、更に令和4年度の診療報酬改定が予定されていますが、薬剤師を取り巻く環境は一層厳しいものになることが予想されています。我々薬剤師が直面する課題は盛り沢山です。こうした中で、薬剤師会の活動を政治面から支える薬剤師連盟も、その活動を一層活発にしていかなければなりません。
  そのような環境の中で、令和元年9月の臨時評議員会において3年毎の参議院議員選挙に組織内統一候補を立てることが確認され、藤井基之先生の跡を継ぐ候補者として令和2年3月25日の日本薬剤師連盟定時評議員会において神谷政幸氏が選任されました。次代の薬剤師のために、何としても勝利しなければなりません。そのためには組織力の強化が必須であり、本連盟の喫緊の課題として取り組まなければならないと思います。
  山積する課題の解決に向けて、皆様の先頭に立って、力の限り働く覚悟でありますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます。
山口県薬剤師連盟
会長 吉田 力久
活動日記
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