神谷まさゆきメールマガジン令和3年9月号

皆様、こんにちは。日本薬剤師連盟副会長の神谷まさゆきです。

全国支部訪問は感染防止対策を万全にし、8月は長野県、東京都、福井県、石川県を、8月末から9月にかけては新潟県を訪問しました。
直接訪問を基本に、WEBを活用したリモート訪問やハイブリッド訪問など、各地の実情に応じて工夫いただき、おかげさまで充実した訪問活動が実施できています。

新型コロナウイルス感染症は世界で猛威を振るっていますが、人類の歴史は感染症との闘いの歴史であると言われています。
我が国もこれまで何度も感染症の流行を経験してきましたが、奈良東大寺の大仏が作られた理由のひとつが天然痘の流行だったことを、石川県支部訪問時に教えていただきました。
https://www.sekaken.jp/whinfo/blog/k165/

大仏は聖武天皇の発願で天平17年(745年)に造立が始まりましたが、その8年前の天平9年(737年)に天然痘が大流行し、例年の干ばつや飢饉、大地震による被害発生など、社会不安にさらされていました。大仏の造立には、このような社会不安を取り除き、国を安定させたいという願いが背景にあったものと思われます。
https://gotrip.jp/2018/07/79918/

この話は、感染症危機管理専門家(IDES:Infectious Disease Emergency Specialist)養成プログラム履修者によるIDESコラムvol.33に掲載されており、かつては神仏等に頼らざるをえなかった感染症対策は、現在では原因や感染経路が解っているものが多く対策も可能になっており、感染症を押さえ込むには、感染症にうつらない・かかってもうつさないことが大切であるとしています。
こちらは2018年に掲載されたものですが、現在の状況に通じるものがありますね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/column33.html

聖武天皇といえば、ゆかりの品が正倉院に収められています。
正倉院の宝物は、756年(天平勝宝8年)、聖武天皇の四十九日忌に際し、光明皇后が天皇遺愛の品約650点と60種の薬物を大仏に献納したのが始まりです。
60種の薬物は「種々薬帳(しゅじゅやくちょう)」に記載されており、うち約40種類が現存し、他に例をみない貴重な資料とされています。
http://www.eisai.co.jp/museum/herb/familiar/shujuyakucho.html
コロナ禍が続く中、時を超えて感染症と闘ったいにしえの人々に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

現在、都道府県神谷まさゆき後援会では、神谷まさゆきの支援者を募っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

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