神谷まさゆきメールマガジン令和3年6月号

皆様、こんにちは。日本薬剤師連盟副会長の神谷まさゆきです。

新型コロナウイルス感染拡大により、4月25日に1都3府県に発出された3回目の緊急事態宣言は、5月末現在で10都道府県に追加・延長され、8県にまん延防止等重点措置が適用されている状況にあり、引き続き緊張感をもって対策を進める必要があります。

感染を防止し収束へ向かわせる切り札として期待されるワクチンは、既に承認されているファイザー社製につづいて、5月21日にモデルナ社製とアストラゼネカ社製が承認されました。

ファイザー社製とモデルナ社製はメッセンジャーRNAワクチンといわれるもので、発症予防効果はそれぞれ約95%、約94%と報告されており、アストラゼネカ製はウイルスベクターワクチンといわれるもので、発症予防効果は約70%と報告されています。
大規模接種はモデルナ社製、集団接種と個別接種はファイザー社製が使われています。

接種回数はいずれも2回で、接種間隔は、ファイザー社製が3週間、モデルナ社製が4週間、アストラゼネカ社製が4~12週間です。
ファイザー社製とモデルナ社製は接種間隔が狭く規定されていますが、ピッタリの日程でなくてもできるだけ早く受ければ大丈夫です。

変異株の出現が話題になっていますが、ウイルスは絶えず変異を起こしており、小さな変異でワクチンの効果がなくなるというわけではありません。
ファイザー社製やモデルナ社製のワクチンについては、変異株にも作用する抗体がつくられたといった実験結果も発表されています。

ワクチンの有効性・安全性に関しては、厚生労働省のホームページから入手できます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_yuukousei_anzensei.html

全国各地で高齢者へのワクチン接種が本格化し、一般の方々への接種も始められようとしています。
接種について不安な気持ちを持たれる方もいらっしゃることと思いますが、地域住民への情報提供や相談対応等によって安心感をもってもらうなど、多くの国民が早期にワクチン接種を終えられるよう、薬剤師として貢献できればと思っています。

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