本田あきこメールマガジン 令和4年1月号

【命と暮らしを守るために】

1月17日、第208回 通常国会が開会しました。
1年で一番長い会期となる150日間。参議院は衆議院から送られてくる法案審議を行うため、出口を預かる場所としての責任が伴います。

通常国会で国民の皆様の最大の関心事項は、コロナウイルス感染症の克服と思います。
そして、その先の希望を政治が示して欲しいと思っておられるのだと思います。

そこで私が思いますのは“人間の安全保障”の観点からの対策です。
外務省のホームページによると、人間の安全保障とは、人間一人ひとりに着目し、生存・生活・尊厳に対する広範かつ深刻な脅威から人々を守り、それぞれの持つ豊かな可能性を実現するために、保護と能力強化を通じて持続可能な個人の自立と社会づくりを地球規模で促す考え方です。
(http://honda-magazine.info/_cs?m=mag_NML&c=38&u=1885)

コロナウイルスは型を変え、未だ国内外で感染は広がっています。

ワクチン、治療薬の実用化も進んできました。
その一方で新興国のような医療や情報が乏しい国においては、未だワクチンも行き渡らず感染拡大は成り行き任せの状態のようです。
こうした現状を克服していくことが、予期せぬ新しい感染症を防ぐことにつながります。
医療が脆弱な国に、しっかりと医療を届けていく。
人間を守るのも人間です。

以前、勤務していた薬局の社長から、「薬は箱に入ったままだけれど、そこに情報をきちんとつけて提供することで患者さんにとっての“おくすり”になる。その“お”を付けることができるのは薬剤師ですよ。」とカウンターに立つ初日に教えて頂きました。

皆様に必要な“おくすり”をきちんと届ける一年となるよう、薬剤師の先生方、医療を学んだエッセンシャルワーカーや薬業の皆様の役割が発揮できる環境整備に努力し、命と暮らしを守る一年にしていきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

本田あきこ
自由民主党副幹事長
参議院自由民主党副幹事長(広報担当)
女性局長代理
参議院議員(全国比例区)/薬剤師

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